Casio G-Shock



AW-500D / DW-6800 / DW-8600 DW-8500

 一時のブームは去った「Casio G-Shock」です。それまでの腕時計の概念とは大分異なる「丈夫で壊れない」事を第一に考えられたG-Shockは、僕の生活パターンにかなりマッチしています。自分で買ったり、プレゼントされたりしているうちに、随分沢山集まりました。今回はその中で使用頻度が高いモノをいくつか紹介します。左側の画像の左から、AW-500D/DW-6800/DW-8600と言う型番です。

 「AW-500D」はG-Shockの中では数少ないアナログ・モデル。「衝撃を受けてもアナログの針が落ちないようにする」と言う、技術的にかなり難しい点をクリアしています。
 このモデルの利点はアナログ+デジタルのデュアルタイムで合計3つの時間帯を同時に表示できることです。これは海外旅行、特にアメリカのように国内で時差のある国に行ったときに役に立ちました。
 更にこのモデルは「チャールズ・ダーウィン財団」に売り上げの一部が寄付されることになっていて、文字盤にはガラパゴス諸島と海イグアナが描かれています。

 「DW-6800」は僕が一番最初に買ったG-Shock。それまで初期のG-Shockは、ライトの暗さが気になって購入に至らなかったのですが、このモデルは十分に明るい「イルミネーター・ライト」を装備しています。シンプルな角形とゴールド液晶、それにアメリカ仕様の「WATER 200M RESIST」の表示が気に入っています。

「DW-8600」は外部金属部にチタンが使用されている「フィッシャーマン」、このHPのトップ・ページにの画像にも登場しています。このモデルは液晶に人魚が浮かび上がる「イエロー・フィッシャーマン」で、本来は黄色いベルト&ベゼルなのですが、僕は文字を白抜きにした黒のベルト&ベゼルでカスタムし、使用することが多くなっています。
 このG-Shockは温度計・日の出/日の入り・月齢・タイドグラフ(潮の満ち引き)と多機能。普通の人は使わない機能なのかも知れませんが、僕は前職で河川の環境調査をしていたので、魚介類の調査や水質の調査時にはこれらの機能がとても役に立ちました。現在も釣りに行くときには重宝しています。海水に浸けても錆びないのも、手入れが楽で便利です。

 右の画像の「DW-8500」は僕の時計ではありませんでした。これは友人の就職祝いとして僕が贈ったモノです。
 その友人は医療関係のNGOに就職し、最初の勤務地は内戦が収まったばかりのルワンダ。一年経って、次の勤務地はカンボジア。灼熱のアフリカと雨期と乾期が繰り返す東南アジアの大地で、一日も休むことなく使われたこのG-Shock。最初にボタンが外れ、次にベゼルが劣化して剥がれ落ちましたが、友人は特別な注意は払わずにこの時計をはめたまま、炊事や洗濯(すべて手作業)をおこなっていたそうです。3年が経ち最後には電池が切れて動かなくなりました。カンボジアでは電池交換が出来なかったため、一時帰国の際に日本に持ち帰り、今は僕の所にあります。
 彼のような使い方こそ、G-Shock本来の使われ方なのかも知れません。今もカンボジアで働く彼の腕には僕が贈った2つ目のG-Shock、DW-8800MM-2T(マサイマラ・モデル)があります。

 

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