MOONSTONE Cirrus Jacket & Vest

MOONSTONE Cirrus Vest / front view	MOONSTONE Cirrus Jacket & Vest / Stuff into its own pocket

暑く湿気の高い夏を過ぎると活躍してくれるジャケット＆ベストが、この「MOONSTONE Cirrus Jacket & Vest」です。このジャケット＆ベストが最初に発売されたのは1999年頃。その後マイナーチェーンジを経て、2002年モデルも発売されているので、スパンの短い最近のアウトドア・ウェアの中では、ロングセラーになりつつあるモノです。 　「MOONSTONE Cirrus Jacket & Vest」の売りは「暖かさ」・「軽さ」・「扱い易さ」。そして、それらを実現するキーとなっているのが、シェルの中に入っているデュポン社の「Thermolite Micro」というインシュレーションです。この素材は軽く、少量でかなりの保温効果を持ち、濡れた状態での保温力も高くなっています。これにより、「ダウン」と同様に暖かく、より軽く、より扱い易いジャケット・ベストが実現しています。シェルにもテフロンによる撥水加工が施されたリップストップ・ナイロンが使われているので、ある程度の防風・防水性もあります。 　重量はジャケットが445g、ベストが198g（ともにSサイズ、実測）。ポケットがスタッフ・バックとなり、収納時のサイズはジャケットが23X20X10cm、ベストが23X10X7cmとなります（写真参照）。このサイズ・重量であれば携帯にも便利です。 　発売当初から「欲しい」とは思っていた「Cirrus Vest」ですが、ちょっと値段が高かったので二の足を踏んでいました。最初に購入したのは「Cirrus Vest」。でもそれは自分のモノとしてではなく、2000年に従兄弟の結婚祝として贈ったモノでした。 　僕が自分のベストを買ったのは2001年1月、代々木公園のフリマ。初期のプルオーバー・タイプのモノを見つけ、値切って売ってもらいました。携帯サイズ・重量は、フルオープン・タイプになってしまった現行品より、優れています。更にこのタイプは、リバーシブルで使えます（写真参照）。 　「Cirrus Jacket」の初期モデルには欠点がひとつあり、購入を見送っていました。シェルの防風性、インシュレーションの保温性が優れているが故に、ジャケットを着た状態で動くと内部に熱がこもり、すぐ暑くなってしまう、という欠点でした。しかし「MOONSTONE」は直ぐにこれに気づき、マイナーチェーンジで肘から脇にかけて、ベンチレーション用の大きなジッパーが付けられました。 　マイナーチェーンジされたジャケットが、Saleになったのを見つけて、この夏購入しました。早速、秋のトレッキングやMTBでの通勤時に使っていますが、想像通り使い勝手が良く、早くもヘビー・ローテーション入りしています。 　 　 MOONSTONE Cirrus Jacket $65(include S&H, originally $150:￥19000) MOONSTONE Cirrus Vest ￥2500 (originally￥15000)