| NIKE AIR KUMPH PLUS / side view | NIKE AIR KUMPH PLUS / front view |
| NIKE AIR MINOT / side view | NIKE AIR MINOT / front view |
| ADIDAS EQT. BADLANDER / side view | BADLANDER / under shoe-lace cover |
「Sneaker for rainy days」として、以前「Topics」で紹介した「雨用スニーカー」３足をまとめて紹介します。 写真上段は「Nike/Air Kumph Plus」です。 1995〜97年頃、僕がメインで使用していたアウトドア・スニーカーがこの「Air Kumph Plus」です。＄140だったのがセールで＄70になるまで待ちに待って、最後の１足がマイサイズだったので購入しました。 防水レザーのアッパーと、袋状のタンで覆われているので、10ｃｍ程度迄なら水没しても内部は濡れません。シューレース・システムは、本格的なトレッキングシューズによく見られる、下部：Ｄ環、上部：フック式で、脱ぎ履きが楽に素早く行えます。しかも、Ｄ環とフックの間のシューレース・ホールが通常の穴なので、シューレースが不必要に緩むことがありません。 最初は堅い感じがしたアッパーでしたが、しばらくすると適度に柔らかくなり足になじみました。つま先の内部に、（おそらくゴム製の）トゥー・カップが入っているので、アウトドアでの使用の際にも、指先は十分に保護されています。ヒールのビジブル・エアー以外は、デザインも「いかにもアウトドア」風で気に入っています。 写真中段は「Nike/Air Minot」です。 この「Air Minot」と、前回紹介した「Air Kumph Plus」は、ナイキのアウトドアモデルではあっても、acg ではありません。「Air Minot」の方は、「Humara」や「Terra Triax」等と同じ「トレイルランニング・モデル」として位置づけられています（「Air Kumph Plus」の位置づけは？？？)。 GoreTexのライニングと、袋状のタンで完全防水したこのシューズも、10ｃｍ程度迄なら水没しても濡れません。もともとランニング・シューズなので軽量ですし（９inch、実測で片足375ｇ、ちなみに「Air Kumph Plus」602ｇ、「Air Humara」371ｇ、「Adidas EQT. Badlander」644ｇ）GoreTexを使用しているので、「Air Kumph Plus」等と比較すると夏でも蒸れません。 写真でもわかるように、サイドとヒールにリフレクターも付いているので、夜間のランニングやＭＴＢにも向いています。他のシューズに比べて、幅が細めに作られているので、購入する際には必ずチェックが必用です。 定価は高かったのですが、日本では何故か人気が無く（スパイク・リーがこれを履いて、NY Knicksの応援をしていたけど・・・）、ファーストカラー、セカンドカラー（ブルー）共に、かなり値引きされて売られていました。僕は６千円くらいで購入しました。更に値引きされて４千円位で売られていた時期もありました。 写真下段は「ADIDAS/EQT. BADLANDER」です。 製品開発当時のアディダスの技術を、惜しげもなく注ぎ込んだこのシューズは、最高のアウトドア・スニーカーのひとつです。 防水レザーのアッパーと、袋状のタンで覆われているので、10ｃｍ程度迄なら水没しても濡れません。更にシューレース・ガードが付くことにより、前・上方向からの水や泥にめっぽう強い構造になっています。これは、雨の日でもＭＴＢに乗る僕にとっては、非常にありがたいことです。 一見複雑なシューレース・システム（写真下段右参照）は、「締めやすく緩みにくい」という異なる要求を、上手く満たしてくれています。踝部分の横方向の動きへのサポートは十分ですし、前後の動きへの自由度も損なわれていません。 この２年位は、山の中に入るような時は、いつもこの「Badlander」を履いています。泥や砂利の上でのグリップもしっかりしていて、見かけだけでなく本当にアウトドアで使えます。写真のカラーの他に、ブラウンベース、レッドベースのカラーもありますが、タンの部分にリフレクターが付いているので、夜もＭＴＢに乗る僕は、こっちがお気に入りです。欠点は見かけどおり、夏に履くには「暑い」ことです。定価が18000〜19000円と少し高いのですが、雨に強いスニーカーを探している人にはお勧めです。 ローカットも発売されましたが、機能的には全く異なるシューズになってしまい残念です。 |
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